事業概要

デザインリエゾンセンターの中心的な活動目的には「継続的なデザインの人材育成支援」がありますが、人材育成は非常に長い期間に渡る研究や実践の上に成り立つと考えられ、一朝一夕に支援を達成することは難しいといえるでしょう。また、デザインという学問はその特性上、社会の動向と密接に関連していかなければなりません。その様に考えると、デザインリエゾンセンターの活動も社会の動向に同調し、変化・発展していくべきと考えています。

現在の日本のデザイン実践能力は世界で一番高いのではないかと推察できます。しかし、その実践を方法論として理論化し、人材育成に生かしてきたかはやや疑問が残ります。また、経営とデザインを関連づけてマネージメントする教育も日本ではほとんどおこなわれていないといえるでしょう。さらに、デザイン活動の国際化を前提に考えると、複数の言語、複数の文化圏を前提としたデザイン教育は必要不可欠であるように思われます。

このような状況から、デザインリエゾンセンターでは初年度から3年間を「ファースト・フェーズ」と考え、上記のような差し迫った問題に対して解決策を講じると共に、各国の研究教育機関との討議により、デザインの人材育成のあり方やその具体的方策を検討していきます。具体的には、下記の活動を行っていく予定です。

1.海外研究教育機関プロモーション事業

海外研究教育機関の優れた活動内容を、日本の企業、デザイナー等にアピールし、連携を促進するために、以下のようなプロモーション活動を行います。

1)海外研究教育機関がおこなう「公開講座」

参加される海外研究教育機関による「公開講座」を開講します。対象は、企業経営者、デザインマネージャー、あるいは大学院の学生など、様々な対象に対応していきます。
デザインリエゾンセンターでは、この「公開講座」の企画をサポートするとともに、講座への参加者募集とマネージメントをサポートします。

2)連携強化のための「国際シンポジューム」の開催

海外研究教育機関と日本の企業等との連携、また海外研究教育機関相互の連携等を促進するため、6月に「国際シンポジューム」を開催します。このシンポジュームでは、各海外研究教育機関の紹介と国際的な高度人材育成プログラムのあり方に関する討議を予定しています。

2.国内研究教育機関の連携推進事業

国内研究教育機関で行われている産学を中心とした連携事業を、広く世の中にアピールし、さらなる連携を促進するために、以下のような推進活動を行います。

1)産学連携事業のサポート

国内で行われている様々な連携事業の広報活動やマネージメントをサポートします。また、国内で行われている各種講座への参加者募集とマネージメントをサポートします。

2)新たな産学連携事業の推進

国内研究教育機関と日本の企業等との連携、また海外研究教育機関との連携を促進するため、国内外の研究教育活動ならびにデザイン実践例を紹介し、新たな連携事業の推進を行います。

3.各種デザイン活動の支援事業

国内外を問わず、国際的に行われているデザイン活動を広く世の中にアピールし、新たな連携事業の発掘や人材育成を支援するために、以下のような支援活動を行います。

1)各種デザイン活動の発信支援

国内外で行われている様々なデザイン活動をサポートします。また、シンポジューウムやイベントなどのデザイン発信活動をデザインリエゾンセンターに招聘し、その広報活動やマネージメントをサポートします。

2)デザイン人材育成の活動支援

国内外で行われている様々なデザインを基とした人材育成活動をサポートします。また、人材育成セミナーやシンポジュームなどの人材育成活動をデザインリエゾンセンターに招聘し、その広報活動やマネージメントをサポートします。