| 書籍「クリエイティブ資本論」 |
| ライター: 蘆澤雄亮 | |
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さて、肝心の中身について少しばかりご紹介いたします。 さて、著者のリチャード・フロリダ教授、基本的には社会学者です。一番の専門は都市社会学ということで、この本でも基本的には都市社会学の話になっています。第2弾では、この本の話を前提に経済にウエイトを置いた展開になっています。というわけで、経済に興味のある方は、まず「クリエイティブ・クラスの世紀」をお読みください。 そして、おそらく彼の最も主張しようとするところは「経済成長の3T」です。3Tについては以下の通りです。 技術(Technology) 才能(Talent) 寛容性(Tolerance) と、ここでキチンと押さえておかなければいけないのは、この3つがあれば経済は活性化するという楽観的な話ではなく、この話自体が根本的に「経済成長に最も重要な役割を果たすのは"人間"である」ということがベースとなっているということです。つまり、素晴らしくクリエイティビティを持った人間を集める都市に必要な要素として「3T」が必要だということが彼の主張となります。 この主張の中で非常に面白いのが3番目の寛容性(Tolerance)なのではないでしょうか。都市に寛容性が必要であるというのは、中々お目にかかることの少ない主張です。ですが、読んでみつつ色々と思い返してみると「あ~、たしかにそうかも。」と思うところがあります。そういった点においても、読んでみて非常に興味深い本です。恐らく、これからの社会において重要な位置づけの本になるのではないかと思います。 というわけで、皆様是非ともご一読してみてください。 |
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| 最終更新日 ( 2008年05月08日(木) ) |
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